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牧内ビンヤード

牧内ビンヤードシリーズ

牧内台地に広がる私たちのブドウ園は、海の見える丘の上にあり、背後には尾鈴山がそびえ立ちます。
およそ8.5haのブドウ園があり、14種類のブドウを栽培しています。
その牧内農園の土質、傾斜などの違いを熟知して栽培し、土地の個性やブドウ品種特性を表現したワインのシリーズです。

プロダクトコンセプト

牧内台地で栽培されたブドウで造るワインです。
先ずは、ブドウ品種の特性がきちんと表れていること。そして、造り手が納得のいく品質であることが基準になります。
栽培の難しい品種では、作柄による差が大きく、ワインの品質に納得がいかなければ、リリースをしない年もあります。

ラベルに込めた想い

この土地が秘める「未知の力」を信じ、夢を追い続けた永友百二。その百二の志を継ぎ、チャレンジを続けている造り手をマークにしました。そして、その品質に自信がある証としてラベルに捺印のように表現しました。

牧内ビンヤードシリーズ栽培と醸造の現場から

現在、牧内農園で14種類のブドウを植えています。
一番多い品種は、9つの畑で栽培しているシャルドネです。樹齢と共に品質も向上してきましたが、同時に畑ごとの違いも感じるようになりました。
畑と醸造方法の違いで5種類のシャルドネのワインをリリースしています。また、赤品種では、シラーの花芽が付かず大変苦労しました。「試行錯誤を繰り返し、15年。諦めなくてよかった・・・」初リリースの時の言葉です。
このシラーの成功によって、ピノ・ノワール、テンプラニーリョのリリースは、5年で実現しました。また、近年では、ビジュノワールに期待をしています。甲州三尺×メルローにマルベックを交配してできた品種です。栽培しやすさと色と渋みが豊かであること、いわゆるフルボディーのワインが醸造できる品種です。
これからも都農に合ったブドウ品種を模索していきます。我々造り手の最大の仕事は、収穫日を決めること。その為に畑に通い、作柄を体に染み込ませ、土地の個性を感じながら、醸造方法を決めていく。ワイン造りは、ブドウ栽培の延長線上にあります。海の見える牧内農園で、年に一度の経験をこれからも積み重ねていきます。

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