蒸留酒・リキュール
都農ワインの挑戦は続きます。それは、ブランデーとそれをベースにしたリキュールの展開です。ブランデーは爽やかなブドウの香りが漂い、リキュールは果実の香りが新鮮です。
プロダクトコンセプト
地元産ブドウの絞り粕を使って蒸留したブランデー(グラッパ)とそのブランデーに果実を浸漬して造ったリキュールです。ブドウの絞り粕を再発酵したモロミを蒸留しました。リキュールに使用したレモン、金柑、梅はすべて都農町産のものを使用しました。
ラベルに込めた想い
■グラッパタイプのブランデーBojoという名の由来
Bojo(ぼじょ)とは都農弁で『兄、先輩』という意味です。幾多の困難を乗り越えてブドウの産地にした先達のスピリットに敬意を表してBojoという名にしました(spirit精神→spirits蒸留酒に掛け合わせています笑)。
■レモンチェロ、ウメチェロ、キンカンチェロ
リモンチェッロとはレモンを用いたリキュールのことで、イタリア発祥とされています。その名を拝借してリキュール商品群をチェロシリーズとしました。
フルーツ栽培と醸造の現場から
2004年、小畑、赤尾は、グラッパの調査のために北イタリアの町バッサーノ・デル・グラッパを訪れます。グラッパとはブドウの絞り粕やモロミから蒸留されるブランデーの一種です。そこで私たちは多様なイタリアの蒸留酒やリキュールの文化に魅せられます。 私たちは、キャンベル・アーリーの次なる展開を考えていました。キャンベル・アーリーは新酒のうちは美味しいがその寿命は4年から5年。そこで遥かに寿命が長いキャンベルの蒸留酒『永遠のキャンベル』グラッパの製造を夢見ていました。グラッパは、一般的なワインを蒸留して造られるブランデーではなく、ブドウの絞り粕から造られます。特徴はブドウ、ワインの風味が残っていることです。 時は経ち、半ばあきらめていた頃、ついに2012年、設備投資の機会が得られ、夢は叶います。グラッパの蒸留器の導入です。そしてグラッパをベースにしたリキュールの展開です。イタリアでレモンチェロを始めとする様々なリキュールの存在を知ります。宮崎の温暖な気候はレモンの栽培には最適です。日本産のレモンはミカンとの交配品種が多く、食味は良いのですが、レモン特有の香りが出ません。そこで、自社農園で自らレモン(リスボン種)栽培を始めます。日本でリキュールのベース(グラッパ)からレモンまで全て自社製のレモンチェロは唯一無二の存在です。さらに、都農町で栽培された梅、金柑のリキュール、うめチェロ、キンカンチェロもリキュールのシリーズに加わりました。
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ホワイトブランデー Bojo(ぼじょ)200ml 【化粧箱入り】1,930円(税込)
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本格芋焼酎 月夜畑 【化粧箱入り】2,286円(税込)